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小學趣味讀本(小学生全集八十五巻) 小學生全集編集部編
¥1,200
本当にこれが小学生向け?と思えるような、美しい全集です。 文学者であり、文藝春秋社の創業者である菊池寛が編集した「小学生全集」。世界の少年少女文学の傑作や歴史や科学知識など "完全なる小学生読物" を目指し出版されました。 豪華な著者、装丁家、挿絵画家の面々が参加し、新しい機械が導入されながらも、三五銭という当時でも破天荒な価格設定で教育や児童文学への力の入れようが感じられます。 本書は小學生全集編集部による小学生向けの趣味の本。 目次にあるのは、花言葉・切手・唱歌・刺繍・文章を書く・毛糸編物・俳句・蒐集・童謡・信号・詩・伝書鳩・彫刻・和歌・図案・写生・・・こうして見ると当時の小学生の趣味はとてもクリエイティブでインテリジェンスに満ちているような気がします。 装丁・口絵 海野精光 挿画 海野精光 藤田慎治 道岡敏 昭和4年 興文社・文藝春秋 ソフトカバー 全251ページ 約22×14.9×1.7cm 状態:経年感とヤケ・シミありますが比較的綺麗な状態です 書き込み少々(チェックなど・写真参照)
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エンデのいたずらっ子の本
¥1,500
ドイツの作家ミヒャエル・エンデが世界中のいたずらっ子のために(いたずらっ子とは どんなでもいい ただひとつ 共通してるのは あそぶのが だいすきっていうこと だと書かれています。) かいたうたの本。 ナンセンスとユーモアに溢れたリズミカルな言葉に合わせて、イラストレーターのロルフ・レティヒの線画が踊っているようです。 ドイツでは1969年に出版されています。 本書は1987年に岩波書店から出版された邦訳版。 川西芙沙・飯吉光夫訳 1987年(2刷) 岩波書店 ハードカバー・ジャケット 全137ページ 約22.8×19×1.8cm 状態:良/経年感 カバーに一箇所破れあり(写真参照) 後ろ見返しにシール剥がし後
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クレーン/タイコたたきの夢 熊とにんげん ライナー・チムニク
¥750
『クレーン/タイコたたきの夢』 1991年 福武文庫 ソフトカバー・ジャケット 全292ページ 約15.1×10.8×1.2cm 状態:良 カバー少スレ 『熊とにんげん』 1990年 福武文庫 ソフトカバー・ジャケット 全141ページ 約15.1×10.8×1cm 状態:良/経年感 背表紙上部ヤブレ カバースレ
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しらゆきひめと七人の小人たち ガアグ
¥1,100
『100まんびきのねこ』のワンダ・ガアグ再話の『しらゆきひめと七人の小人たち』。 (ちなみにこの『100まんびきのねこ』は、アメリカ合衆国で出版され続けている絵本で最も古いものらしいです!) はっきりとした線で流線的に描かれるガアグの絵はとても特徴的で、どこか民話的。 彼女のお話にもぴったりです。 レイアウトは佐々木マキで、他にも彼女の本を何冊か翻訳しています。 そういわれれば、お二人の絵はどことなく似ています。 きっと佐々木マキさんにとってガアグは大きな影響を受けたひとりなのではないでしょうか。 1991年(3刷) 福音館書店 ハードカバー・ジャケット 全41ページ 約21.5×15.3×0.9cm 状態:良/経年感 表紙にうっすらシミ(写真参照)小口上部シミ
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北極のムーシカミーシカ(日本の創作童話) いぬいとみこ
¥1,500
児童文学者いぬいとみこが描くふたごの北極グマ「ムーシカ」と「ミーシカ」のおはなし。 国際アンデルセン賞受賞作でサンリオからアニメ化もされており様々な版が出版されています。 本書は理論社から刊行された「日本の創作童話」シリーズで長新太のかわいい装丁が嬉しい。 中の挿絵は久米宏一。 1962年4刷 理論社 ハードカバー・函 全154ページ 約22.2×16×1.7cm 状態:函にイタミ 本体経年感 表紙・小口経年シミ・ヤケ 後ろ見返しに記名あり
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流れのほとり 神沢利子 瀬川康夫・絵
¥1,400
1931年の夏、麻子たち一家は、炭坑技師である父さんの赴任地、樺太の奥地に向かいます。柳蘭の花咲く北の原野を汽車でゆられていったその先に、麻子を待っていたのは、きらきら光る川でした……。幼いころの作者の目に焼きついた北の自然と、子どもたちの生活を描いた回想の物語。(出版社HPより) 1976年(1987年6刷) 福音館書店 ソフトカバー・函 全496ページ 約19.6×13.6×2.7㎝ 状態:経年感(写真参照)
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Pippi Långstrump i söderhavet Astrid Lindgren
¥2,800
アストリッド・リンドグレーン『ピッピ 南の島へ』のスウェーデン語版。 挿絵はよくコンビを組んでいるイングリット・ヴァン・ニイマン。 表紙の布装部分に文字が箔押しされており、凝った装丁がかわいいです。 2004年 Rabén Sjögren ハードカバー テキスト・スウェーデン語 全123ページ 約21.5×16.3×1.4cm 状態:良
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Mera om oss barn i Bullerbyn Astrid Lindgren
¥3,300
アストリッド・リンドグレーン『やかまし村の春夏秋冬』のスウェーデン語版。 挿絵はよくコンビを組んでいるイングリット・ヴァン・ニイマン。 表紙の布装部分に文字が箔押しされており、凝った装丁がかわいいです。 2005年 Rabén Sjögren ハードカバー テキスト・スウェーデン語 全118ページ 約21.5×16.3×1.4cm 状態:良
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せかいはひろし 谷川俊太郎・作 和田誠・絵
¥1,400
谷川俊太郎と和田誠の名コンビが70年代後半に刊行した「新絵本シリーズ」の3作目。 主人公のひろしが、砂場で知り合った迷子の男の子の家をさがしてあげる、小さな二人の冒険と友情の物語。 いつもの町がどこか別の知らない世界へ続いているような気がして、日々ドキドキわくわくと生きていた子どもの頃を思い出します。 1978年(1988年6刷)あかね書房 ハードカバー・ジャケット付 全47ページ 約21 x 15 x 1.4 cm 状態:経年感 小口ヤケ・シミ
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ビアンキ動物記 森の新聞(上下巻セット) ヴィタリー・ビアンキ
¥3,000
ロシアのサンクトペテルブルク出身の児童文学者、ヴィタリー・ビアンキは、有名な生物学者の父親のもと小さな頃から動植物に興味を持ち学んだそうです。ロシアの自然を舞台にした動物文学を子どもたちのためにたくさん書いています。 1927年に本国で出版された『森の新聞』はソビエトの森で起こっているさまざまな出来事を新聞形式にした本で、春夏秋冬と移り変わる季節の中で生きる動物や植物のことがたくさん描かれています。 世界中にいる特派員からの便りによって北極やカスピ海や中央アジアの砂漠の生き物の様子が伝えられる「ラジオ情報」や、連載の「猟人日記」、クイズのページ、広告など新聞ならではの面白さが詰まっていて、子供から大人までワクワクと知的好奇心が刺激される名作です。 ヴェ・クルドフの挿絵はロシアの絵本らしい線の繊細さに惚れ惚れします。 本書は1968年に理論社から刊行された『ビアンキ動物記』全7巻のうちの4巻5巻で春・夏と秋・冬で上下になっています。 邦訳はタカクラ・タロー。 1968年 理論社 ハードカバー・函 上巻374ページ・下巻332ページ 約20.5×16×6.1cm 状態:経年感 ※こちらの商品はゆうパックでの配送となります。
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森の新聞(春夏秋冬 4冊セット) ヴィタリー・ビアンキ
¥10,000
ロシアのサンクトペテルブルク出身の児童文学者、ヴィタリー・ビアンキは、有名な生物学者の父親のもと小さな頃から動植物に興味を持ち学んだそうです。ロシアの自然を舞台にした動物文学を子どもたちのためにたくさん書いています。 1927年に本国で出版された『森の新聞』はソビエトの森で起こっているさまざまな出来事を新聞形式にした本で、春夏秋冬と移り変わる季節の中で生きる動物や植物のことがたくさん描かれています。 世界中にいる特派員からの便りによって北極やカスピ海や中央アジアの砂漠の生き物の様子が伝えられる「ラジオ情報」や、連載の「猟人日記」、クイズのページ、広告など新聞ならではの面白さが詰まっていて、子供から大人までワクワクと知的好奇心が刺激される名作です。 本書は1957年から1958年にかけて理論社から邦訳刊行されたもので「春の森」から、夏・秋・冬と全4冊。 原本はヴェ・クールドフが挿絵を描いていますが、そのままの使用は印刷上の理由なのか難しかったようで、「もとのおもむきを移し替えながら」(と書いてあります)牧野四子吉が努めていますがこちらも素晴らしいです。 訳は春夏を内田莉沙子、秋冬をタカクラ・タロー。 1957年・1958年 理論社 ハードカバー・ジャケット(函が存在するかもしれませんが欠) 1冊167〜190ページ 約18.8×13.4cm 状態:経年感 小口ヤケ・経年シミ 「春」表紙破れ(写真参照) それぞれカバーにザラザラとした付着物(紙のようなもの・写真参照)あり ※こちらの商品はゆうパックでの配送となります。
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メリーゴーラウンド・えほん おやゆびひめ
¥1,650
リンダ・グリフィス絵 360度に開くと星型になる立体絵本「メリーゴーラウンド・えほん」。紐で結んで置いたり吊るしたりして(吊るす紐もついています)飾ることができます。くるくると回して楽しむことができるから「メリー・ゴーラウンド」なのでしょうか。 それぞれのページにも奥行きがあって、楽しい作りになっています。 おやゆびひめというと、カエルに攫われて結婚させられそうになったり、もぐらに買われて結婚させられそうになったりと怖い描写が多いですが、70年代風のイラストがキラキラとかわいくて自然描写も美しく全体的にとても素敵な絵本になっています。 1977年にアメリカで出版されたものの邦訳版で、日本では大日本絵画という出版社から1981 年に出版されています。 1981年 大日本絵画 ハードカバー(立体絵本) 全10ページ 約17.3×13.6×1.6cm 状態:良/経年感 *こちらの商品は在庫が三軒茶屋のTROPEにある為、お申し込みをいただいてから発送まで数日かかることがあります。
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星の瞳 岩波おはなしの本 サカリアス・トペリウス
¥1,800
サカリアス・トペリウス文 万沢まき訳 丸木俊絵 「フィンランドのアンデルセン」とも言われる作家サカリアス・トペリウスの童話集。 この本の表題作でありトペリウスの代表作である『星のひとみ』は万沢まきによって昭和17年に邦訳され岩波少年文庫から出版されました。 万沢まきはあとがきでこう書いています。「トペリウスのお話は、北欧の自然と、キリスト教の愛の心とが、みごとにとけあった幻想的な美しさにみちています。」 挿絵は画家であり絵本作家でもある丸木俊によるもの。 北欧のお話によくあっています。 岩波おはなしの本 世界各国に語りつがれた楽しい民話で日本に未紹介のものをあつめ、幼い子どものために読みやすく翻訳されたシリーズ。 小学生1年生(当時の)で習う漢字以外はすべてふりがながふられており、自分でよむなら小学生から、読み聞かせなら5、6歳からでも十分楽しめるお話になっています。 美しい挿絵も見どころです。 1965年 岩波書店 ハードカバー・函 全220ページ 約23.2×16.5×2.4㎝ 状態:函イタミ 経年シミ
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クレーン男 ライナー・チムニク
¥1,500
詩的な文章と簡潔な絵で独特の世界観を描く作家のライナー・チムニクのお話。 矢川澄子が翻訳を務めています。 1981年 童話屋 ソフトカバー・函 全173ページ 約21.3×15×1.2cm 状態: 良い 函スレ・ヤケ(写真参照)
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LONG TORIP TO TEATIME ANTHONY BURGESS FULVIO TESTA
¥1,500
SOLD OUT
『時計仕掛けのオレンジ』で有名な作家 アントニー・バージェスが文を、イタリアの絵本画家 ファルビオ・テスターが絵を担当した児童文学。 たいくつな授業中に突如不思議な世界に旅に出ることになった主人公のエドガー。 行く先々で不条理な目にあいながらも、旅を続けていく…彼の頭の中にはあるのは「お茶の時間までに帰れるかしら」ということ! ナンセンスな不思議な国に、ファルビオ・テスターの少し不気味でユーモラスなイラストがぴったりです。 (バージェスとテスターの名コンビの絵本『アイスクリームの国』もおすすめです。) 日本では1981年に翻訳版『どこまで行けばお茶の時間』が出版されています。(現在絶版) 1976年 D&S ハードカバー・ジャケット 全120ページ 約23.2 x 16.7 x 2.8 cm 状態:経年感 表紙スレ・ヨレ
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せかいはひろし 谷川俊太郎・作 和田誠・絵
¥1,600
谷川俊太郎と和田誠の名コンビが70年代後半に刊行した「新絵本シリーズ」の3作目。 主人公のひろしが、砂場で知り合った迷子の男の子の家をさがしてあげる、小さな二人の冒険と友情の物語。 いつもの町がどこか別の知らない世界へ続いているような気がして、日々ドキドキわくわくと生きていた子どもの頃を思い出します。 1978年(1988年6刷)あかね書房 ハードカバー・ジャケット付 全47ページ 約21 x 15 x 1.4 cm 状態:良 経年感少々 2.3カ所シミあり
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カラスだんなのおよめとり
¥1,800
SOLD OUT
1920年頃から10年ものあいだアラスカへ通い続けた生物学者チャールズ・ギラムが、エスキモーと仲良くなり、様々なお話を聞きました。鳥やけものの出てくるこれらのお話は、空想的でありながらギラム氏の調べている生物の生態がまちがいなくおりこまれていたそうです。 この本は、それらのお話をまとめたもので、翻訳は石井桃子。丸木俊の挿絵が素晴らしいです。 岩波書店 1963年 函・ハードカバー 全174ページ 約22.6 x 15.8 x 2 cm 状態:良
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プー横丁 熊のプーさん・つづき
¥3,000
SOLD OUT
A.A.ミルンの『クマのプーさん』は、戦前に石井桃子が翻訳し、岩波書店から出版されましたが、戦中は出版禁止に。そして戦後最初に出版したのは英宝社でした。 はじめに『熊のプーさん』が、そして「熊のプーさん・つづき」の『プー横丁』が続きました。かわいい函は桂ユキ子が挿画を手掛け、カバー付の本体はクラシックでとても素敵な装丁です。挿絵はすべてシェパードのもの。 昭和25年(29年増刷)英宝社 函入り ハードカバー・ジャケット付 全265ページ 約19×13.6×2.3cm 状態:函・カバーともに、ヤケ、すれ、角破れ 小口シミ 全体的に経年感ありますが、ページの折れや破れなどの目立った問題はありません。
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星の牧場(理論社 名作の愛蔵版) 庄野英二作 長新太絵
¥1,200
SOLD OUT
児童文学作家・庄野英二の長編ファンタジー小説で、戦争児童文学の代表作の1つともいわれている作品。 1963年に理論社から出版され、第11回産経児童出版文化賞、第2回野間児童文芸賞、第4回日本児童文学者協会賞を受章。 形や出版社を変えて何度も出版されましたが現在は絶版。 本書は、理論社 名作の愛蔵版シリーズから刊行されたものです。 おさないころに両親を亡くし牧場で暮らしていた少年モミイチは、戦争で記憶喪失になって帰ってきます。 時々 彼の耳だけに聞こえる馬蹄の音は、戦争で失った彼の愛馬ツキスミが空を走る音なのでしょうか…。 美しい山の暮らしは、モミイチの悲しみをよりいっそう浮かび上がらせ、戦争の悲惨さを伝えます。 戦争を体験した著者の、平和への祈りがこめられています。 挿絵は長新太と作者のふたりによるもので、 作品がうみだす情景への幻想は長新太が、 植物や楽器などのスケッチは作者が担当しているそうです。 1986年 理論社 ハードカバー・ジャケット 全225ページ 約22.7×15.6×1.8cm 状態:良
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雪の上の足あと ‐ シートンと動物たち ‐
¥1,600
SOLD OUT
講談社から昭和23年に発行された「これからの少年少女のために」シリーズの中の1冊で、 博物学者であり、作家であり、画家でもあったシートンの伝記。 科学系の読み物を多数翻訳し、『シートン動物記』を一番初めに邦訳した 翻訳家・内山賢次によって書かれています。 この「これからの少年少女のために」という叢書は敗戦の混乱した社会の中にあって、 まじめにものごとを考え、行動しようとする少年少女のために、 世界的な視野から、広く自然科学、文化科学、文学の各分野にわたり、 つねに古典をふりかえりながら未来をながめ、 それを現代の精神にゆたかに生かすことによって、 みずからの思想、世界観を形成する一助として企画されたものだそうです。 美しい装丁は芸術家の寺田政明によるもの。 昭和23年 講談社 ハードカバー 全251ページ 約18.2×14×2㎝ 状態:経年感 ヤケシミ 背表紙下部0.5㎜ほどのやぶれ
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Hitty: Her First Hundred Years Rachel Field Dorothy P. Lathrop
¥2,000
SOLD OUT
行商人が魔法の木で作った人形「Hitty」の物語。 ヒッティの持ち主である少女Phoebe Prebleに連れられて、陸や海でスリリングな冒険を繰り広げます。 Dorothy P. Lathropによるクラシックでチャーミングな挿絵がとても素敵です。 Rachel Fieldによって書かれたこの子供向けの物語は、1929年に出版され1930年にアメリカの優れた児童文学に贈られる賞を受賞してから世界中の子供たちに読まれました。 本書は1957年の新版のようですが、表紙はオリジナルを模していて、こちらもとても可愛いです。 1957年以降(1969年?) Simon &Sehuster ハードカバー 全207ページ 約21.7×16.3×2.3cm 状態:良 カバーにスレキズあり(写真参照)
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キップリングのなぜなぜ物語
¥1,320
SOLD OUT
ラディヤート・キップリング 作 城宝栄作 訳 『ジャングル・ブック』などで知られノーベル文学賞も受賞したイギリスの作家 ラディヤード・キップリングが1902年に発表した童話集『Just So Stories』の邦訳版。 クジラ・ラクダ・サイ・ヒョウ・ゾウ・アルマジロ・カンガルー・・・世界のあちこちを舞台に描かれる野生動物たちのすこし不思議なお話は、100年以上経った今でも私たちの知的好奇心をくすぐってくれます。 作者自身による挿絵がまた素晴らしく、画家にならなかったのが勿体無い・・・!と思えるほど。 キップリングは地図が大好きで「地図こそ世界中で最も最も素晴らしい絵本だ」と言っていたそうです。 この物語も地図を片手に読みたくなってきます。 1977年(1992年二刷) 評論社 ハードカバー・ジャケット 全232ページ 約19.5×13.8×2cm 状態:良/経年感 表紙カバー擦れ・ヨレ
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星の牧場(理論社の愛蔵版 わたしのほん) 庄野英二作 長新太絵
¥1,800
SOLD OUT
児童文学作家・庄野英二の長編ファンタジー小説で、戦争児童文学の代表作の1つともいわれている作品。 1963年に理論社から出版され、第11回産経児童出版文化賞、第2回野間児童文芸賞、第4回日本児童文学者協会賞を受章。 形や出版社を変えて何度も出版されましたが現在は絶版。 本書は愛蔵版で「わたしのほん」シリーズから刊行されたものです。 おさないころに両親を亡くし牧場で暮らしていた少年モミイチは、戦争で記憶喪失になって帰ってきます。 時々 彼の耳だけに聞こえる馬蹄の音は、戦争で失った彼の愛馬ツキスミが空を走る音なのでしょうか…。 美しい山の暮らしは、モミイチの悲しみをよりいっそう浮かび上がらせ、戦争の悲惨さを伝えます。 戦争を体験した著者の、平和への祈りがこめられています。 挿絵は長新太と作者のふたりによるもので、 作品がうみだす情景への幻想は長新太が、 植物や楽器などのスケッチは作者が担当しているそうです。 1967年 理論社 ハードカバー・函 全225ページ 約23×16×2.4cm 状態:函イタミ(写真参照) 本体良好 *こちらの商品は在庫が三軒茶屋のTROPEにある為、お申し込みをいただいてから次の水曜日の発送になります。
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日本児童文庫 世界童話集 上・下
¥2,400
SOLD OUT
昭和2年から昭和5年にかけて出版された『アルス日本児童文庫』。 全76巻あり、日本の童話や世界の童話、自然科学や歴史、美術、経済まで幅広いラインナップで毎回2冊セットで函に入って配本されていたそうです。(本書は函はありません。) すべての装幀やレイアウトを恩地孝四郎が務めていて、細かな箇所までこだわりぬかれた美しい全集です。 本書は昭和56年に出版された復刻版の第18巻と第20巻の『世界童話集』 上下巻。 上巻はフランスとロシアの童話が26編(豊島與志雄、高倉輝訳)、 下巻はスコットランド、アイルランド、イングランドの童話が20編(山崎光子、松村武雄訳)収録されています。 装幀 恩地孝四郎 口絵挿画(上巻)深澤省三・鈴木淳 口絵挿画(下巻)竹久夢二 北原白秋の弟たちが立ち上げた出版社アルス。 (社長は北原鐡雄で、そのまた弟の義雄はアトリエ社、 正雄は玄光社を後に立ち上げています。) 芸術書や児童書、生活講座など、その出版物は多岐に渡り、 全集やシリーズ文庫も多く出版しました。 昭和3年(昭和56年復刻版) アルス(名著普及会) ハードカバー・函なし 全244/236ページ 約19.1×13.1×2.4cm 状態:良 うっすら小口ヤケ