ノアのはこぶね アンドレ・エレ/ほりうちせいいち

1914年にパリで出版されたアンドレ・エレの『ノアのはこぶね』を、後に堀内誠一が翻訳し1985年に福音館書店から出版したもの。

ノアのはこぶねで種を残した動物たちが、洪水がひいて明るい太陽がふりそそぐ地上のあちこちで、いまどのように暮らしているかがユーモアたっぷりに描かれています。

”エレの画風はアール・デコ様式から出発しています。それまでの装飾的な曲線に代わる直線。自然の抽象化に機械賛美が加わり、現実や未来に対する肯定が作品を健康で明るいものにしています。(中略)エレの文章はフランスの啓蒙思想とエスプリの見本です。ユーモアのうちに真実が語られ、詩心がみなぎっています。”
”エレ絵本の我が国での初紹介となる『ノアのはこぶね』は彼の素質が見事なデザインに開花した傑作です。原文を日本語に置き換える(慣れない)役目をした私は、彼の動物に対する目に牧畜の民族らしい感傷のなさと、成熟した常識の魅力を発見しました。”

このカバー見返しに書かれた「アンドレ・エレについて」を読むと、堀内誠一がいかにエレに、そしてこの『ノアのはこぶね』魅了されていたかがわかります。


1986年第3刷 福音館書店
全64ページ ハードカバー
約29.6 x 21.4 x 1 cm

状態:良 経年感 小口と本体に薄いシミ カバー背表紙はじ欠け

¥ 6,800

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